ブラックリスト者はどうすることもできないの?

ブラックリスト者はどうすることもできないの?

ブラックリスト者はどうすることもできないの?

大手消費者金融で契約できないのは、次のような金融事故が原因でブラックリスト者となっているからです。

 

・お金を借りても、返済せずに逃げている。

 

・自己破産や債務整理などを行ってから5年以上経過していない。

 

・消費者金融で延滞して91日以上経っている。

 

・クレジットカードの支払いを延滞して61日以上経っている。

 

お金を借りれるかどうか不安な人は、上記のいずれかに当てはまらないか確認しましょう。ただ、これらの事故情報を解消している場合は、借りられる可能性があります。解消される理由は次のような内容です。

 

・長期延滞しても、支払いを継続して行っている。

 

・法的整理の完了後、5年以上経過している。

 

では、ブラックリスト者でも借りられる会社はあるのでしょうか?「1万円だけで良いから借りれるところはないか」「他社の返済ができない!どうしよう」「借金があってどうにもならない」という切羽詰まった状況の人もいるでしょう。預金があればそれを崩して充てたり、生命保険や定期預金があれば解約したりすれば、なんとかピンチをしのげるかもしれません。しかし、貯まったお金が全くなく、貸してくれる家族や親族もいない場合は、審査の甘いカードローン会社に手を出してしまうものです。

 

信用情報に傷がついたブラックリスト者に、甘い審査でお金を貸してくれるような都合のいいことは絶対にありません。もし貸してくれたとしても、すぐに地獄を見ることになります。その理由は、金融業者が営業する際は貸金業法を遵守する必要があるので、審査が甘く、ブラックリスト者でも借りれるような会社は、法律を無視した“闇金”なのです。このような会社に一度でも利用すると、別の闇金業者からも目を付けられます。また、返済が滞ってしまった場合は、闇金の取り立ての嫌がらせに苦しめられることになり、一生を棒に振ってしまうこともあります。甘い言葉には絶対に騙されないようにしてください。

 

それでは、このような状況の人には、もうどうすることもできないのでしょうか?方法があるとすれば「ファクタリング」という選択肢です。ファクタリングとは、企業が保有している売掛債権をファクタリング会社が買い取って、売掛債権を管理したり回収したりする金融サービスです。

 

個人向けのファクタリングの場合、これから入ってくると約束される給料を債権として、お金を借りることができます。ブラックリスト入りの人でも利用できますし、2社間取引なら周囲の人や勤め先などにバレることなく、最短即日で現金の調達ができます。ただ、手数料がかなり高いですし、翌月の給料日に支払いを一括で行わないといけません。また、3社間取引の場合は、会社に通知が送られるので、勤務先にバレてしまうこともあります。このように、メリットだけでなく、大きなデメリットもあるので、利用するかどうかは慎重に行ってください。