「ブラックリスト者だから、審査なしのカードローンがあればな」と考えている人もいると思います。
「審査のいらないカードローン」と言う広告も見かけますが、大きなリスクが待っているだけです。
審査なしでリスクもゼロでお金を借りれるはずがないのです。
消費者金融側に立って考えてみると、1,000万円の借金がある人に、
審査を全くせずに契約できるはずがないと思います。
それだけリスクが伴うのに、審査のないカードローンを契約したい状況とはどのような場合でしょう?
また、大きなリスクのある業者を利用しなくても、
スピーディーな審査で安心してお金を借りれる手段もあるので、
十分に確認しておきましょう。
・急にお金が必要な時
今すぐにでもお金が必要な状況だと、審査でいろいろ聞かれたり結果を待っていたりする時間もないでしょう。
そのような状況なら、大手の消費者金融を利用することをおすすめします。
審査はありますが、簡単に申し込めて審査が早く、
インターネットやスマートフォンから最短30分で契約できます。
また、銀行振込で借入できたり、アプリを利用してお金を借りられたりする消費者金融もあります。
大手消費者金融は東証一部上場の企業がほとんどなので、
審査なしの危険な業者を選ぶより断然安心だと思います。
・審査に落とされる事情がある場合
多額の借金があったり、返済を滞納していたりして、
ブラックリスト者となっている場合や、定職に就いていないなど、
審査に落とされる可能性が高い事情がある場合は、
「審査のないところを利用したい」と考えるかもしれません。
しかし、収入がほとんどないのにお金を借りる、
借りすぎているのにさらに借金を増やす、というやり方は地獄行きが決まっています。
どうにか審査を通すことだけ考えるよりも、家計を抜本的に改革することが大切なのです。
返済の余力がないのに借り入れするのは、近い将来必ず後悔します。
お金がどうしても必要なら、家族や親族を頼りにしたり、勤務先から前借りしたり、
金融機関を利用しないで済む方法を検討しましょう。
・家族に話せない事情がある場合
審査を行うと、家族に消費者金融の利用を知られてしまうと思っていませんか?
しかし、消費者金融は、利用者の情報を勝手に第三者に知らせることはありません。
もし不安なら、「家族に知られずに契約できますか?」と聞いておくと安心できると思います。
「お金がすぐ必要だけど、ブラックリスト者だから消費者金融は利用できない」「消費者金融からお金を借りるのは抵抗がある」など、カードローン以外でお金を借りれる方法を考えている人もいるでしょう。カードローンを利用しなくてもお金を借りれる方法や、資金を調達できる方法もありますが、どの方法も危険性が潜んでいるので、事前に確認してから十分に検討しましょう。
・物を売却してお金にする
必要なくなった物をフリマアプリなどで売却すれば、大きな儲けにはならないかもしれませんが、お小遣い稼ぎ程度にはなると思います。しかし、注意が必要なのは、お金を出品すると逮捕されてしまうことです。金融庁の登録を受けていない人が、お金を連続して出品して利益を得た場合、事業と判断される可能性もあります。事業と判断されれば貸金業者扱いにされ、登録を受けていないとわかれば、出資法違反や貸金業法違反で逮捕され、最悪の場合、懲役刑が科せられることもあるのです。「知りませんでした」では済まされないので、絶対に辞めましょう。
「フリマアプリは匿名で出品できるからバレないだろう」と思われるかもしれませんが、本人の特定は簡単にできるのです。ネット上なら誰が投稿しているかわからないと思って、好き勝手に書いたり脅しのようなことを書いたりする人もいますが、すぐに特定されて逮捕されることもあります。
・質屋に品物を担保として預けてお金を借りる
質屋がどんなところか詳しく知らない人もいるでしょう。質屋は、ブランド品や時計、ジュエリー、骨董品などを売るところ、というイメージがありますが、お金を借りれる場所でもあるのです。最近では、質屋でお金を借りるサービスを利用する人は少なくなっていますが、品物を預けることで、お金を一時的に借りることができるのです。期限までに返済できなかったら、その品物は売却されます。
また、質屋でお金を借りる場合、品物さえあれば利用できますし、個人の審査もないので、ブラックリスト者の人でも問題なく利用できます。借入履歴が個人信用情報機関に残されることもありません。
・クレジットカードの現金化
クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠を悪用して現金化することです。例えば、行きつけの店で、クレジットカードを使っていないのに、店でクレジットカードでの支払いとして切ってもらい、7~8割を現金にしてもらっていた人もいました。これは違法行為で、その店も詐欺罪で逮捕されてしまうこともあります。裏技的な金策方法を考えるのはやめた方が良いでしょう。